2008年7月13日日曜日

そうだ。ジャイロがあった

今年の5月頃のある日、ふと思った「そうだ。ジャイロがあった」
店の倉庫に昔使っていたジャイロがほこりをかぶって置いてある
のを思い出した。

見てみると、まず、もちろんバッテリーは上がっている。
キックは降りない。スロットルも動かない。

自動車修理の経験は少しあるので、原付くらいは直せる自信が
あるがめんどくさいので、昔、このジャイロを買った近所のバイク
屋でオーバーホールしてもらうことに決定。
歩いて1分くらいなのでジャイロを押していって預けてきた。

何日か経って見に行くとジャイロはカウルとかがかなり外されて
いて、バイク屋のおやじ曰く、「直らない」との事。

理由を聞くと型が古くてパーツがもうないらしい。
まず、アクセルワイヤーが切れていて、部品がもうホンダにない
との事。
次にガソリンタンクのガソリンが腐ってて錆だらけでタンクを交換
しなければならない事。
仮に修理できたとしても中古を買うくらいの費用がかかるから
諦めたほうがいいとの内容の話だった。
そして、いらないんだったら業者に処分してもらうと言うが、もった
いなくてジャイロを押して戻って来た。

なにせ走行距離はまだたったの2102kmだし、倉庫保管だし、
うちのじいさんが乗っていたから程度は旧車としては極上クラス
でこれをタダで手放すほど馬鹿じゃない。

そして、この日がジャイロの復活計画の始まりとなった。

ネットでジャイロを検索すると出てくるは出てくるは、ジャイロは
ミニカー登録やらですごいことになっているのをこの時初めて
知った。
そして、ジャイロ修理の先輩達のブログがけっこうあり、これが
とても強い味方になりそうだ。

うちのジャイロはフレームNoがTD01-10XXXという本当の
初期型でNJ50Mc-Ⅱという型式。1982年10月に発売された
なんと26年も前のモデル。相手にとって不足はない旧車。

これからコツコツと直していこう!

そんなこんなで、このブログは自分の修理記録用と同じジャイロ
所有者のための修理の手引きとなればと思い立ち上げました。

なにせ原付の修理は初めてだし、ブログも初めてなのでどうなる
ことやら。興味のある人は気長に傍観してて下さい。



        走行距離はたったの2102km

今後の作業予定はこんな感じ。
①キック不良の修理
②アクセルワイヤーの修理
③キャブのオーバーホール
④ガソリンタンクの錆取り

ここまでやれば基本的に動くはず。
動きさえすればこっちのもの、あとはカスタマイズしてクールな
ジャイロを目指します!


ジャイロの歴史 ホンダのサイト
http://www.honda.co.jp/pressroom/library/motor/scooter/3ter/index.html

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